- 稲荷湯の長屋 -

先日、北区の滝野川にある稲荷湯の長屋へ、お弁当の配達に伺いました。

稲荷湯は、1930年(昭和五年)に建てられた銭湯であり、2019年には登録有形文化財となっています。

稲荷湯のお隣には、稲荷湯で働く人が寝泊まりしていた長屋があります。その長屋が昨年の6月から湯上り処、地域サロンとして開かれました。現在は一般社団法人せんとうとまち の方々が運営されています。お話を伺ったところ、今はイベント等の場の提供や、夕方からはカフェ&バーを開いています。



配達に伺った際に、あたりを見回していると、オーナーの方にお声がけいただき長屋の場の津使い方や、活動を教えて頂きました。最近は銭湯の常連さん以外にもお子様から主婦の方々まで様々なお客様が混在しているようで、板五米店との共通点を見つけました。

また、オーナーさんやスタッフさんが長屋を大切に思っていることが伝わり、それらがお客様にも伝播し、素敵な状態を保っているのだなと深く感じました。板五米店とも通じるところが幾つもあるため、どこかでつながることができたらいいなとひそかに思っております。

稲荷湯のまわりには昔懐かしいコインランドリーや、理髪店などが建ち並んでおり、周辺を散歩しているとタイムスリップしたような感覚におちいりました。板五米店などの歴史的建造物がお好きな方はぜひ、お立ち寄り下さいませ。


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